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宮崎でまた地震が起きました。

星花園のある「えびの高原の麓」は、海から離れているけれど、日南に住んでる友人もいるので不安な日々を過ごしているのではと心配です。

暖かい九州地方ですが、えびの高原も雪化粧してます。

寒くても熱くても、植物は手間がかかります(笑)

それにしても日本山人参は希少すぎて、あまり知られていません。

気になって、どのくらい販売店があるのか調べてみました。

日本山人参の販売店は、主にオンラインで売られています。

  • 楽天市場: 日本山人参に関する商品が多数出品されており、1373件以上の関連商品が見つかります。

  • 巣鴨のお茶屋さん山年園: 国産無農薬の日本山人参茶を取り扱っており、オンラインでの購入が可能です。

  • リプサ本店: 日本山人参茶やサプリメントを専門に扱う通販サイト

その他のオンラインショップ: Amazonや他の健康食品専門店でも、日本山人参の粉末や茶が販売されています。星花園は、ヤフーとベイスで販売しています。いやでも待てよ。取扱いの販売店は多くても、自社栽培しているところはすくないんじゃ・・・・。「日本山人参」「自社栽培」の検索にかかる会社・生産者は、なんと4つ。そのうち、きちんと所在をあかしているのが、弊社を含めた2つでした。数の正確さというよりは、生産者が少ないのはなぜか?                          それは、ものすごく手間と時間がかかるから。

日本山人参という希少な薬草を育て、販売するまでの過程
1.畑の確保

日本山人参は、主に宮崎県北部や大分県南部の山間部に自生しています。育成には、気温差ある山地がいい。えびの高原はお茶の産地でもある、寒暖差のある場所です

2. 種まきと苗育て

種まきは、通常、秋の終わりから冬の初めに行われます。種をまく際は、浅い穴を開けて、適切な間隔で種を配置します。弊社では苗ポットに移し替えて栽培します。種は、1~2ミリほどの小ささ。なんと骨の折れる作業か。

3. 育成管理

ポットの苗を丁寧に扱いながら、畑へ。育成期間中は、農薬や化学肥料を使用せず、自然な方法で管理します。定期的に生育状況を観察し、害虫が発生した場合は手作業で取り除くなどの手入れを行います。また、花芽ができると植物が枯れてしまうため、早めに摘心することが必要です。

4. 収穫

日本山人参は、通常、3年目に収穫されます。種まきしてから3年もかかる植物ってめったにない。収穫は、10月から11月の間に行われ、根や葉を丁寧に取り扱います。根の部分は医薬品に指定されているため、通常の販売はできませんが、葉や茎は健康食品として利用されます。

5. 加工と販売

収穫した葉や茎は、乾燥させてから加工します。自社工場にある乾燥機で丁寧に乾燥させています。

こんな工程を経ています。

とくに大変なのは、 雑草管理。
成長期には雑草が急速に繁殖するため、定期的に畑をチェックし、雑草を取り除く。
マルチング(農業用ビニールシートを使用して雑草を防ぐ方法)を行っています。

これにより、日本山人参がより良い環境で育つことが可能になります。

そして、収穫。
収穫は手作業で行い、雑草や枯れた葉を取り除きながら、上質なものだけを選んで刈ります。特に、葉や茎を一束ごとに丁寧に刈ることで、品質の高い製品を得ることができる。機械を使わないこだわり!

収穫した葉と茎は、すぐに洗浄し、乾燥させる必要があります。乾燥はじっくり行うことで、風味を保ちながら品質を高めることができます。収穫した葉と茎を倉庫で保管していますが、日本山人参の独特の香りがいっぱいに立ち込める。この香り、私は大好きです。
これらのプロセスを適切に行うことで、高品質な日本山人参を育て、販売することが可能になるのです。

 

安心安全なものがいい。みんなの願いです。